【本日のまなび】社外のエライ人をどう呼んだらよいのか?
▼今日の議題
社外のエライ人の呼び方は?
▼きっかけ
部長、社長といった言葉が敬称代わりになるのか、自信がなかった。
▼調査結果
○「○○部長」「○○社長」
×「○○部長様」「○○社長さん」←二重敬語に該当
▼結論
部長や社長のような役職は、そのまま敬称代わりになるらしい。社内でも社外でも偉い人は役職を付けて呼べばOK。ただし、社外の人を相手に自社のエライ人の名前を言う場合は、呼び捨てにするのが基本。(社長でも部長でも)
確かに「○○社長さん」という呼び名は、どことなく夜の匂いがするかも。
【本日のまなび】「煮詰まる」「行き詰まる」について
▼今日の議題
「煮詰まる」の正しい使い方は?
▼きっかけ
「考えが煮詰まる」という言葉が正しく使われているか、自信がなかった。
▼調査結果
「煮詰まる」・・・いい感じになって、ほとんど出来上がった状態を指す。
「行き詰まる」・・・どうにもならなくなって、先へ進めなくなること。
▼結論
「煮詰まる」は「もうすぐ完成する状態」を指す、とてもよい状態の表現。ジャムなどの煮詰めて出来上がるものを想像すると分かりやすいけれど、鍋などで「煮詰まる」はあまりよくない意味だから、誤用する人も多いらしい。
【本日のまなび】「うんと喜ばせたい」という言葉は正しいか?
▼今日の議題
「うんと」は正しい言葉なのか?
▼きっかけ
記事中に「うんと喜ばせたい」と書かれていて、意味は分かるのだけれど、日本語として正しいのか疑問を持った。
▼調査結果
「うんと」の逆の言葉は「ちと(ちょっとの古い言い方)」。
▼結論
どちらかというと「くだけた表現」。「くだける」指定がない限りは、あまり使用しない方がよさそう。
【本日のまなび】記事のトンマナとは?
▼今日の議題
トンマナを合わせるには?
▼きっかけ
記事の「トンマナ」を合わせて欲しいという依頼を貰った。
▼調査結果
トンマナは「トーン&マナー」の略。具体的には雰囲気や作法を指す。
デザインの世界からやってきた言葉らしい。
文章では、「文末表現」や「一人称」を揃える。ルールにそった書き方をするなど。
▼結論
記事のトンマナを合わせるというのは、一貫性のある記事にするということ。
固有名詞の書き方や、文末表現などブレがないようにチェックする。
可能であれば、記事を掲載するサイトの雰囲気に合っているかどうかも考える。
【本日のまなび】「押さえる」「抑える」の違いについて
▼今日の議題
「押さえる」「抑える」の違い
▼きっかけ
「今年のトレンドを抑える」と書いてあって、誤字なのではないかと感じた。
▼調査結果
「押さえる」
・物理的におさえる、確保する
・力を使っておさえる
・要点、現場をおさえる
「抑える」
・抑制、こらえる、くいとめる
・怒り、欲望を抑える
・上昇を抑える
▼結論
どちらかと言うと、多分「押さえる」だけど、ひらがなで書くのが吉。